ドワンゴ教育事業 エンジニア採用中です!

ドワンゴの教育事業ではエンジニアを採用中です! 私達は「未来の当たり前の教育をつくる」ため、N予備校N高等学校・S高等学校を支える教育システムの開発に日々取り組んでいます。 この記事を通じて、教育事業に興味をもっていただいたり話をきいてみたりするきっかけになったりしたらうれしいです。

順番に、ドワンゴの教育事業についてお話させていただきます。

  1. ドワンゴの教育事業:そもそも何をやっているのか
  2. 採用の背景:なぜ今なのか
  3. 働く環境:どんな会社なのか
  4. 面談・応募の方法:コンタクトをとるにはどうすればいいか

ドワンゴの教育事業

ドワンゴの教育事業
ドワンゴの教育事業

ドワンゴの教育事業では、大きく2つのアプリケーションの開発・保守・運用に携わっています。 N予備校と角川ドワンゴ学園の教務システム(N高等学校・S高等学校の生徒の入学状態や成績を管理するシステム)です。 教務システムはもちろんのこと、N予備校も角川ドワンゴ学園と深い関わりを持っています。 また、N予備校は角川ドワンゴ学園の生徒のみなさんだけでなく、さまざまな背景をもつユーザーにご利用いただいています。

最初にドワンゴと角川ドワンゴ学園の関係性について説明します。 それから、それぞれのアプリケーションについて簡単に説明します。

ドワンゴと角川ドワンゴ学園

角川ドワンゴ学園はKADOKAWAとドワンゴが手を組んで作った学校法人です。 N高等学校・S高等学校を運営しており、2校を合わせて1万8,000名以上の生徒(2021年6月時点)が在籍しています。 これは日本最大の規模の高校です。

ドワンゴはこれらの学校の運営に直接、関わっているわけではありませんが、深い関係をもっています。 学園に対してはN予備校や教務システムを提供しています。 学園の生徒や教職員のみなさんにより効率的・魅力的な機能を使っていただけるよう開発しています。

N予備校VR
N予備校VR

直近では、N予備校でVRコンテンツを用いた学習をできる機能をリリースしました。 N高等学校・S高等学校の普通科プレミアムに所属している場合、豊富なVRコンテンツによる授業を受けることができます。 角川ドワンゴ学園に通っていなくても利用できるVRコンテンツもあります。

N予備校

N予備校はオンライン学習サービスです。 大きく3つの特徴があります。

  • 教材:生授業講師自らが執筆したスマホに最適化された50冊分のオリジナル教材
  • 生授業:なかまと受ける双方向参加型生授業
  • フォーラム:なかまと話し教え高め合いができる場所
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N予備校の教材

教材で自学自習を進め、生授業で理解を深め、わからないところはフォーラムで質問する、という学習スタイルが基本となります。

N予備校には、多くのユーザー向けの B2C の側面と、主に角川ドワンゴ学園向けの B2B2C の側面があります。

B2C としてのN予備校は、月額1,100円の料金をお支払いいただくことで、すべての教材を利用可能になるサービスです(クレジットカード、キャリア決済の場合。詳細はこちら)。 すべてというのは本当にすべてで、大学受験・プログラミング・Webデザインなどすべてが含まれます。 大学受験を学ぶつもりで始めたが、プログラミングに興味が湧いたのでプログラミングも学ぶということもできます。 多くは高校生が大学受験のために利用されています。 一方、中学生が高校範囲を先行して学んだり、社会人が高校の学び直しやプログラミングの学習に活用いただいたりしています。

B2B2C としてのN予備校は、近畿大学や茨城県といった教育機関・自治体に活用されています。 これらに所属する学生は、プログラミングをはじめとするN予備校が提供する有料コンテンツを利用できます。 今後も、より多くのユーザーに使っていただけるよう、 B2B2C としてのサービスも拡充していきます。

B2B2C としてのN予備校において最も深い関係性をもつのが角川ドワンゴ学園です。 角川ドワンゴ学園に対しては、N高等学校・S高等学校の生徒が高校卒業資格を得るために単位の取得に必要な学習をするサービスを提供しています。 ドワンゴから角川ドワンゴ学園の生徒に向けて提供しているので、B(ドワンゴ)→B(角川ドワンゴ学園)→C(N高等学校・S高等学校の生徒)というわけです。 N高等学校・S高等学校は高校卒業資格を得られる通信制の高等学校であるため、卒業のために単位を取得する必要があります。 生徒のみなさんはN予備校上で動画視聴やレポートの提出をすることで、各科目の学習を進めます。 さらに、N予備校で学年の最後に試験を受験し、合格することで単位が認定されます。

教務システム

教務システムは、角川ドワンゴ学園の教職員がN高等学校・S高等学校の生徒の入学状態や成績などの各種情報を管理するために利用するシステムです。 角川ドワンゴ学園は日本最大の高校ですから、教務システムも日本最大の教務システムといえます。

生徒は入学する前、一番最初に出願した時点から教務システムに登録されます。 その後、卒業するまでの間、教務システム上で学習進捗や成績、進級といった様々な情報が更新されます。

普通の学校でも大変な業務ですが、それが日本最大の規模となると効率的に管理できることはさらに大事です。 また、システムとしてはパフォーマンスを維持・向上することはより難しい課題となります。

採用の背景

ドワンゴの教育事業では、「未来の当たり前の教育をつくる」ことを目指しています。 N高等学校・S高等学校のようなオンライン通信制高校や、VR学習のような体験は、今では先進的に映るかもしれません。 しかし、これらの教育体験は、未来には当たり前のどこでも行われるような手法になっているはずです。 常に未来を志して、将来のデファクトスタンダードとなるような教育体験を開発・提案していきます。 ドワンゴとしても日本を代表するEdTech企業を目標に掲げています。

一方で、そのために現在・未来の課題が山積みであることも事実です。 どのような課題があり、そこにどんな楽しさがあるでしょうか。

急成長する角川ドワンゴ学園を支援したい!

角川ドワンゴ学園生徒数
角川ドワンゴ学園生徒数

N予備校のリリースとN高等学校の開校は時を同じくして2016年4月でした。 開校当時、N高等学校の入学者数は1,482名でした。 それから5年が経ち、2021年4月にはN高等学校・S高等学校に7,304名が入学してくださいました。 学園全体では18,000名以上の生徒が在籍しています(2021年6月時点)。 学園の運営は生徒数がすべてではありませんが、教職員のみなさんの尽力もあって多くの高校生のみなさんに支持いただいた結果の現れのひとつだと感じています。

一方で、ドワンゴの開発組織はこの急成長とそれに伴う多くの要望のすべてには応えられていません。 今後も角川ドワンゴ学園は継続した成長が見込まれますので、開発組織もそれに応じて成長していく必要があります。

次世代N予備校を作りたい!

数年後を見据えて、N予備校を次世代へと進化させる計画を検討しています。 N予備校はリリースから5年、アップデートをしつつも大きな体験の変更はありませんでした。 N予備校が提示した双方向性のある学習体験や角川ドワンゴ学園が提示した新しい高校の在り方が、5年前の時点での「未来の教育」でした。 当時の教育はもう今の「当たり前」となりつつあり、私達はまた次の「未来の教育」をつくっていく必要があります。

次世代N予備校は 本当に効率よく学ぶことができる サービスを目指します。 例えば、自分がどれだけ勉強ができるか、どこにつまづいているかを知るのも簡単ではありません。 学校の授業の進度と自分の進度が合っていないこともあります。 模試を受ける、いろいろな問題集を解いてみる、先生に聞いてみる、いろいろな試行錯誤を繰り返しながら学習を進めます。

次世代N予備校では、学力や習熟した学習範囲を定量化できるような仕組みを作ります。 場所や時間を選ばずにテストを受験し、どれだけ勉強ができるかを定量化します。 また、どんな問題を間違えているかという傾向から、どこにつまづいているかを明らかにします。 このような仕組みを作るためには、いい問題を多くのユーザーに解いてもらい、解答データを解析する必要があります。 現在の教育事業にはそのような環境を作る下地が整いつつあります。 この環境を利用して私達サービス開発部が、適切に問題の難しさや学力を推定できるようなシステムを作り上げていきます。

次世代N予備校はこれらの機能を軸としながら、より快適で魅力的な学習体験をつくっていきます。 仕組みとしても他に類例のない新しい試みです。 開発には多くの課題が待ち構えています。 一緒にこの新しい仕組みを作ることに挑戦してくれる方を募集しています。

働く環境

フルリモート・裁量労働制

ドワンゴではコロナ禍をきっかけにテレワークの制度整備が進みました。 現在では働き方を出社かテレワークかを選べるようになりました(ただし、緊急事態宣言の期間中は出社には制限がかかります)。 テレワークを選択した場合、電気代や通信費などに充当する目的で月額2万円が支給されます。

もともと、エンジニアは裁量労働制を採用しています。 そのため、働く時間帯については個々人にかなりの裁量があります。 人によって午前から働く人もいれば、午後からの人もいます。

テレワーク制度が導入されることで、働く場所も裁量をもって選択できるようになりました。 自分が最もパフォーマンスを出せる時間と場所を選んで働くことができます。

改装後のオフィス
改装後のオフィス

また、テレワーク者が出社するときのため、オフィスも改装されました。 モダンかつフリーアドレスの座席が充実しました。 会議室も増えたのが業務上うれしいところです。 コロナ禍を乗り越えたら、会社で面談できる日もくるかもしれません。

その他

その他、代表的な制度をざっとご紹介します。

  • 年次有給休暇20日
  • リフレッシュ休暇(長期休暇取得に利用できる2日間の有給休暇)
  • 技術書の購入補助
  • 同好会
  • 各種保険・年金、福利厚生など

詳細はこちらをご確認ください。

面談・応募の方法

ドワンゴの教育事業に興味をもった、詳しく話を聞いてみたいという方はぜひ次のステップに進んでいただきたいです!

カジュアル面談

ドワンゴ教育事業についてざっくばらんに話をできるカジュアル面談をはじめます。 こちらのフォーム から応募できます。

ぜひお気軽にご検討ください。

カジュアル面談の目的

カジュアル面談の目的は、ドワンゴ教育事業の人や雰囲気についてより直接的に知っていただくことです。 このブログ記事だけでは伝えきれない人や雰囲気についてお伝えしたいです。

カジュアル面談は選考フローと一切関係ありません。 ドワンゴ教育事業の人、事業、組織、文化、雰囲気などについてざっくばらんにお話します。 フロントエンドやバックエンド、SRE、現場メンバー、マネージャーなど関心のある分野のメンバーが説明させていただきます。

転職意欲についても全く問いません。

  • 転職を考えている
  • 転職は全く考えていないが情報収集をしたい
  • 学生だが進路や就職先を検討したい
  • 学生でドワンゴや角川ドワンゴ学園の取り組みに興味がある

いろいろなバックグラウンドをもつ方々とお話できるのを楽しみにしています。

カジュアル面談の流れ

  1. フォーム(再掲)から申し込みいただきます。
  2. 弊社担当と日時を調整します。目安としては平日の10時〜20時の間で調整させていただきます。
  3. カジュアル面談は30分〜1時間程度です。オンラインでのリモート開催となります。特にご準備いただくものはありません。

その他資料

以下のスライドからも、事業や組織について知ることができます。

speakerdeck.com

応募

採用特設ページ から現在の募集職種を一覧できます。

一緒にお話できるのを楽しみにしています!