N予備校をエンジニア新卒研修にも活用する

N予備校はドワンゴのエンジニア新入社員研修でも使われています。 入社される方は得意な技術領域や力量が様々です。 N予備校を活用することで、基礎的な知識を獲得し、後の研修や業務でも活かせるようにしています。

この記事では、ドワンゴのエンジニア新入社員研修の担当者青木からのヒアリングをもとに、N予備校を研修で活用するメリットやポイントについて説明します。 N予備校の活用に限らず、ドワンゴの新入社員研修について興味のある方は青木が記した2021年度 エンジニア新入社員研修のご紹介も併せてご覧ください。

研修でのN予備校の活用

N予備校では、プログラミング未経験の高校生が、IT企業にWebエンジニアとして就職できるレベルになることを目指した教材・カリキュラムを提供しています。 初級者から上級者まで幅広く学ぶことができますので、新入社員のみなさんも自分のレベルに合わせて学習を進めることができます。

新入社員に「基礎的なエンジニア力」を身に着けてもらうため、以下の2点のポイントを押さえながらN予備校を活用しています。

  • 繰り返し手を動かす
  • いろいろな技術領域を学んで視野を広げる

以上のポイントを踏まえつつ、具体的に、活用のメリットやポイントについて説明していきます。

幅広いレベル・分野の教材

N予備校の教材は、初学者でもわかるよう丁寧に説明する一方で、上級者でも取り組める様々な教材があります。 もともとはプログラミング未経験の高校生を想定していますので、タイピングやブラウザのインストールについて説明するところから始まります。 上級者向けにはニコニコ動画を再現する教材もあります。

はじめに

新入社員研修で学習する領域は、 JavaScirpt や Node.js を用いたクライアント/サーバーアプリケーション開発を中心にしています。 これらの技術スタックによるアプリケーション開発を通じて、認証や脆弱性など Web アプリケーション開発で必要な知識も学んでいきます。 上記以外にも ネットワーク、機械学習、ライセンス、Android アプリと様々な分野の教材から、技術領域の視野を広げられます。

N予備校による学習の後にはチーム開発研修があります。 そのときには、N予備校で学んだ知識をもとに、新卒同士同じ目線で話せるようになっています。

作ったものを動かす

N予備校では文法を学ぶだけでなく、様々なアプリケーションの開発を通して学習を進めます。 静的なWebページから始まり、アンケートフォーム、Slack bot、予定調整アプリを作っていきます。 様々な角度から繰り返し手を動かしてアプリケーションを開発します。

具体的に動くものを作ることは、単なる学習を超えた遊びにも繋がります。 遊んだり興味をもって手を動かしたりすることで、淡々と学ぶ以上に成長できます。

教材の対応範囲

研修を計画するにあたり、動作環境を確認したり、前年の研修内容を更新するのは大変です。

N予備校の教材は Windows と Mac 両方で動作確認しています。 新卒の方は入社時に Windows か Mac のパソコンを選択しますので、どちらを選んでも自分の環境に合わせて学習を進められます。

また、教材の記述内容も、古くなってしまった部分は適宜更新しています。 その際、利用技術自体も見直しをかけることがあります。 以下は更新の一例です。

  • 対象 OS や利用技術のバージョンアップ
  • 環境構築に利用する技術を VirtualBox および Vagrant から Docker に変更
  • 教材の加筆・修正

N予備校に追加した研修課題

新卒研修全体では、N予備校以外の教材や課題も取り入れています。 用意している課題とその意図についても簡単に説明します。

追加で基礎力をつけるための研修課題

N予備校に追加して、基礎力をつけるための研修課題も準備しています。

まず、研修全体を通して7〜10冊の課題図書があります。 課題図書とN予備校を並行して進めていくことで、知識と体験を繰り返しながらインプットできます。

また、Web 上の教材では、Reactのチュートリアル を活用しました。 React は社内でも広く活用されているため、 Webフロントエンド技術のひとつとして取り入れています。 ただ、 React に関しては新卒研修後に新たに TypeScript, React, Next.js の教材をリリースしたため、来年はこちらも活用するかもしれません。

TypeScript, React, Next.js の教材

より実践的な研修課題

基礎的な研修の他に、より発展的な課題も取り入れています。

  • 個人課題で、与えられた要件からアプリを作る
    • 教材のように解決策まで書かれていない状況で、抽象的な要件から具体的な実装に落とし込む練習をします
  • チーム開発で、与えられた要件からアプリを作る
    • チーム作業で必要な流れを体験します
  • HRT
    • 書籍やチーム開発、講演等を通して、チームで協業していくために必要な姿勢を学びます

まとめ

N予備校を活用した新卒研修について紹介しました。 基礎的な技術力を習得するために十分なカリキュラムが揃っています。

N予備校は月額1100円(税込)でどなたでも利用できる他、無料体験できる教材もありますので、よければ活用してみてください。

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