こんにちは、N予備校 Android アプリ開発チームの @hiraike32 です。
今年も DroidKaigi の開催が近づいてきましたね。開催に先立って DroidKaigi の公式アプリのコードが GitHub で公開されました。
N予備校 Android/iOS アプリ開発チームでも DroidKaigi アプリの開発に貢献すべく、「業務時間を使って 1 日 2 時間まで DroidKaigi アプリの開発をして良い(むしろ推奨)」というルールを設定して開発に取り組みました。
DroidKaigi アプリの開発に関わることで、最新の技術を使用したコードに触れて学習とアウトプットを行い、その知見をN予備校のアプリ開発に活かす、という目的もあります。
N予備校 Android チームでは普段から Jetpack Compose を使用した開発を行なっているため、DroidKaigi アプリの開発にも取り組みやすかったです。
結果として、N予備校開発チームから 20 件以上の Pull Request を出して DroidKaigi アプリの改善に繋げることができました。Pull Request をレビューしていただいた皆さまありがとうございました。
- @tatsuyafujisaki の Pull Request 一覧
- @hiraike32 の Pull Request 一覧
- @hiesiea の Pull Request 一覧
- @katsu-gen の Pull Request 一覧
- @coffmark の Pull Request 一覧
昨年の DroidKaigi のセッションから学んでアプリに取り入れたこと
今年もN予備校 Android チームでは業務の一環として DroidKaigi に参加します。
昨年もチームで DroidKaigi に参加することで、様々な知見を得ることができました。
その知見を活かしてチームで開発に取り組んだ結果、多くの改善に繋げることができました。
例として、DroidKaigi 2022 のセッションから得た知見を活かして改善できた内容の一部を以下にまとめます。
- iOS アプリにすでに導入されていたものと同じデバッグメニューを追加して、アプリ内の動作確認をしやすくした
- アプリエンジニアとQAチームがデバッグ機能の改善に取り組むぞ! を参考にしました
- SharedPreferences を DataStore へ移行した(詳細記事)
- プロダクトで安全にDataStore移行する を参考にしました
- edge-to-edge を有効にした(詳細記事)
- 実践 edge-to-edge: 端から端まで解説 を参考にしました
- ExoPlayer を media3 に移行した
- 2022年の動画再生アプリの作り方 を参考にしました
- スプラッシュスクリーンを再設計した
- Android アプリの内と外をつなぐ UI を参考にしました
DroidKaigi ではN予備校アプリでも取り組んでいきたい技術に関するセッションが多く、昨年も非常に貴重な経験となりました。セッションを行っていただいた皆様、ありがとうございました。
今年も様々なセッションを聴講して、新しい技術を学んで、アプリの改善に繋げていきたいと思います!
おわりに
N予備校 Android アプリ開発チームでは、引き続き採用活動に取り組んでおります。業務内での DroidKaigi アプリの開発や登壇準備、OSS 活動などを支援しますので、ぜひまずはカジュアル面談でお話ししましょう。